今回は、タマホームで建てられたお家をご紹介。
好みのホテルライクな家を目指して、内装やインテリアに統一感と高級感があるお住まい。
実際の住み心地や使い心地もお聞きしています!
ぜひ、ゆっくりご覧ください。
基本情報
建築された方の情報
今回ご自宅を紹介してくださったのは、この方!
紹介してくれた方 | chama(ちゃま)さん (Instagram:@chamagram.official) |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
居住地 | 関東 |
普段Instagramなどでお家のことを投稿しているちゃまさん。
変形地である旗竿地に、ローコストメーカーでご自宅を新築されました。
ちゃまさんのInstagram人気投稿はこちら!
「タマホームでもこんなお家が出来るよ!」と少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。
と自己紹介いただきました!
家の詳細情報
建築先 | タマホーム |
商品名 | 大安心の家 |
敷地面積 | 61.45坪(203.17㎡) |
延べ床面積 | 35.19坪(116.34㎡) |
完成年月 | 2021年2月 |
建築費用概算 (土地、外構費用除く) | 約2000万円 |
特記事項 | 【LIFULL HOME’S公認】注文住宅の先輩アドバイザー |
間取り
1階:LDK(23.5帖)、セカンド洗面台、納戸(2帖)、トイレ、階段下収納、多目的収納
2階:主寝室(6.5帖)+WIC(4帖)、子ども部屋(9.5帖/将来的に2部屋に間仕切り予定)、洗面室(3帖)、脱衣室(1.5帖、浴室(2.5帖)、トイレ
コンセプト
生活感のない暮らし
生活感がなく、すっきり暮らせる家がコンセプトのひとつ。
そのために、なるべく物がない状態を維持することを考えたそう。
収納するものを全てリストアップし、それに見合う収納を確保することで実現を目指しました。
ホテルライク な住まい
自分好みの「ホテルライクな家」を目指すことに。
限られた予算やローコスト住宅でも、出来ることを。
一例として、憧れのタイルの床はあきらめたものの、石目調のフローリングを採用。
コストを削減しながらも、高級感のある仕上がりになるよう考えられています。
シンプル
- 家全体で白を多めにすること
- 物をあまり置かないこと
これらを意識して、なるべくシンプルな空間になるよう心がけました。
選んだハウスメーカー、工務店ならではの特徴
建築先のタマホームといえば、ローコストメーカーとして有名なハウスメーカー。
ローコストメーカーでは標準仕様のコストを抑えている分、標準仕様外の設備やオプションを追加すると、逆に割高になってしまうとも言われます。
そのため、諦めるべきポイントとどうしても採用したいポイントを決めるのが難しかったとか。
また、担当の現場監督や営業により出来る施工と出来ない施工があった、ということも。
本来は 玄関の框部分に間接照明を採用したかったそうですが、「できない」と言われてあきらめることに。
同じタマホームで建てた方に採用できている方を見かけ、当時はモヤモヤした気持ちもあったそうです。
それでは、早速おうちをご紹介していきたいと思います!
外観:ホワイトの外観にブラックのサッシがシャープに映える
シンプルに魅せることにこだわった外観。
敢えて外壁の貼り分けはせず、破風や樋なども含めてホワイトに。
サッシをブラックにすることでシンプルながらもシャープな印象に仕上がっています。
<外壁>ニチハ:Fu-gepremium/張り分け無し
<玄関ドア>LIXIL:ジエスタ2/親子扉P12型/トリノパイン
その他のこだわりポイントはこちら
外構:デザイン性の高いタイル貼りの門柱と用途によってエリア分けした機能性が特徴
目を惹くのが、こだわりの造作門柱。
特注のタイル、ポスト、間接照明などを全てLIXIL製品で揃えています。
<ポスト>LIXIL:エクスポスト/アクシィ横型
<タイル>LIXIL:特注タイル
外構は、用途によってエリアを分けて施工。
- 土間コンクリート:BBQ、花火、自転車やスケートをやりやすいスペース
- 人工芝:プール、鉄棒、ゴロゴロして遊べるスペース
- タイルデッキ:BBQではコンクリート部分で焼いたものを食べるスペース
タイルデッキは大開口窓を開けるとリビングと一体的につながり、と奥行きや高級感を感じられます。
メンテナンスや掃除のしやすさ、見た目も含めてタイルデッキを選んで良かったそうです。
立水栓は、施主支給。
敢えて水受けを付けず、タイルを乱張りしています。
玄関:L字框にこだわった玄関は、敢えてシューズボックスを置かずスッキリ
玄関ドアは、【大安心の家】標準仕様の親子扉。
スリット入りの物を選び、玄関内にも明るい光が入ります。
<玄関ドア>LIXIL:ジエスタ/親子扉P12型/トリノパイン
タッチキーあり
<玄関タイル>LIXIL:グレイスランド/IPF-300/GRL-6
1.5帖の土間のある玄関。
敢えてシューズボックスを置かず、広々使えるようにしています。
さらに、L字框にしたことがこだわりポイント。
家族4人で同時に靴を脱ぎ履きしたり、買い物袋をドンっと置いても出入りの邪魔にならないスペースがあり満足度が高いとか。
セカンド洗面台も設置しています。
<セカンド洗面台>LIXIL:Refra(リフラ)/スタンダードホワイト→DIYにて扉と取っ手を変更
<照明>ODELIC:AQUA-Water
詳細はこちらから
納戸:靴箱を埋め込みシューズクロークとして使用
玄関すぐに納戸をつくり、シューズクローク代わりとして使用。
広さは2帖。
靴箱を納戸の中に埋め込みにしたのがこだわりです。
写真左下は、収納量を増やすためにと階段下も収納スペースとしています。
<壁紙>サンゲツ:FE6455
リビングダイニング
LDKで23.5帖の広さ。
「シンプル」、「生活感が出ない」というコンセプトで目指したホテルライク。
20帖以上の広さにこだわり、すっきりした印象の内装とインテリアに仕上げました。
東京インテリアで購入したダイニングテーブルがお気に入り。
憧れていたタイルの床を諦めて採用したEIDAIの石目調フローリング。
コストを削減しながらも高級感を出すことに一役買っています。
バーチカルブラインドは敢えて天井付けにすることで、縦の視線を強調。
スッキリ見えるように意識しました。
テレビもテレビボードも、生活感を出したくなかったため不採用。
照明一体型プロジェクターpopIn Aladdin(ポップインアラジン)をチューナーにつなぎ、壁に映してテレビを見ています。
<床材>EIDAI:リアルグレインアトム/ホワイトオニックス柄WO
<バーチカルブラインド>タマリビング:4209/アイスグレー
玄関からリビングへのRoom tourはこちら⇩
キッチン:フルフラットキッチンと背面収納を採用し生活感が出すぎないように工夫
キッチンは、【大安心の家】標準のLIXILのAS。
- フルフラットキッチン
- IH前の全面ガラスパネル
- カップボードではなく背面収納を採用
がこだわりポイント。
物を出しっぱなしにしてごちゃごちゃすることなく、生活感のないすっきりした状態を保ちやすいキッチンです。
当時、LIXILに加えて
- EIDAI:ラフィーナ
- タカラスタンダード:グランディア
が標準仕様の中から選択可能だったそう。
(カップボード、背面収納のみクリナップ:ステディアと南海プライウッドも選択可能)
LIXILを選んだ決め手は
- 選べるキッチンパーツが多かった
(面材カラー、取っ手、シンクカラー、収納タイプなど) - 色の展開が好みだった
とのこと。
気に入って選んだキッチンのカラーはルーセントベージュ。
「欲を言えば上位ランクのリシェルSIを採用したかった気持ちはあった」とのことでしたが、実際にASを使ってみて、機能性にもとても満足していると話されていました。
<キッチン>LIXIL AS (大安心の家標準)
タイプ:フルフラット(オプション)
カラー:ルーセントベージュ
ワークトップ:ベーシックホワイト
シンク:シュガーホワイト
水栓:ナビッシュ/ハンズフリーA10タイプ
キッチンパネル:アイカ工業:FXK554MN
IH:Panasonic
取っ手:Vライン/シャインニッケル
食洗機:リンナイ深型/RKW-D401LPJG
<照明>beaubelle:ガラスキューブ/ハロゲン
洗面:Rの垂れ壁とシャンデリアがおしゃれ!
2階にある洗面室は、3帖の広さ。
脱衣室と分けることで洗面室の扉を敢えて付けず、Rの垂れ壁にしています。
そこから覗くシャンデリアが、シンプルな空間を上質に仕上げています。
シャンデリアの光の陰影がとても素敵です。
<照明>GALA(ガーラ)シャンデリア
洗面台は、アイカ工業のスマートサニタリー。
LIXILのモザイクタイルも同系色で揃えています。
<洗面化粧台>アイカ工業:スマートサニタリー(標準外)
シームアンダーボウル仕様
カウンターカラー:AI-1780KM(艶あり)
扉カラー:TJ-10239K
<タイル>LIXIL:ミックスモザイクコロリート(IM-R/CLR-1)
詳細はこちらから
お風呂:TOTOサザナの1.25坪タイプ。脱衣室のクロスがお気に入り
浴室はTOTOサザナ。1.25坪タイプです。
標準仕様だったこと、ほっカラリ床に魅力を感じ選択。
オプションで開き戸を選択。
給湯リモコンの位置をドア側につけてもらったというのが工夫した点。
浴室内に入らなくても操作可能、子どもたちにもいたずらされにくく、便利です。
標準装備の鏡や棚などは、「なくても困らない」と全て付けなかったとか。
浴室内も、すっきりシンプルに。
脱衣室は1.5帖。
コンセプトカラーは水色×白×グレー。
正面のクロスがお気に入りです。
<壁紙>サンゲツ
正面の柄入り:FE-6002
側面の無地:TAH820
詳細はこちらから
トイレ:LIXILのベーシアピタとロータンクモデルを各階に
1階トイレはLIXILのベーシアピタ。
キャビネット一体型で、コンパクトなタンクをキャビネットが隠してくれる仕様。
<トイレ>LIXIL:ベーシアピタ
<床材>サンゲツ:TAH-1002(タマホーム大安心の家標標準)
<クロス>サンゲツ
上部柄入り:FE6490
下部無地:FE6492
<照明>セルモ:シーリングライト
2階トイレは、LIXILのロータンクタイプ。標準仕様です。
<床材>サンゲツ:TAH-1011
<壁紙>:サンゲツ
側面柄入り:FE6433
無地:RE-51183
寝室:ダークな色味の内装で雰囲気を変える
6帖の主寝室と、4帖のWIC。
全体的にホワイトベースだった内装が、寝室だけはダークな色味。
雰囲気がガラッと違います。
床材はEIDAIの石目柄フローリング。
<床材>EIDAI:リアルフィニッシュアトム石目柄/エンペラードールダーク
<アクセントクロス>サンゲツ:RE-51892
WICへの入り口にも、Rの垂れ壁が。
WIC内のクロスは、納戸と色違いの物をセレクト。
個性的な空間になっています。
<壁紙>サンゲツ:FE6456
子ども部屋:将来2部屋に区切る予定の子ども部屋は南向きで日当たり抜群
将来2部屋に仕切れる、9.5帖の子ども部屋。
フローリングはEIDAIのエレガントウォールナット。
<床材>EIDAI:アトムジェニック/エレガントウォールナット
今現在は広い遊び場として活躍。
南向きで日当たりが良いため、洗濯物の室内干しスペースとして使用することも。
つけて良かった設備
つけて良かった設備を3つ教えてもらいました!
ガス衣類乾燥機:乾太くん
乾太くんの導入により、洗濯物のストレスから解放されました。
ランドリールームがなくても快適です!
5㎏のデラックスタイプを使用していますが、4人家族で1日1回+金土日は2回〜3回使用しています。
電動シャッター
音が気にならず、何時でも開け閉め可能で便利です。
虫対策にもなっています!
タッチレス水栓
タッチレス水栓は、とにかく便利です!
お皿を持ったままの時、お肉を切った後など手がベタベタしている時、お皿洗いで手に泡が付いている時などに特に便利さを実感します。
【吐水量の切り替え】と【水/お湯の切り替え】の操作をレバーですることに、はじめは「レバー部分が汚れてしまうのでは…」と思っていましたが、使っているうちに自分の決まった量や温度を発見。
レバー自体を触ることがほとんどなくなったため、今では気になりません!
玄関タッチレスキー(スマートキー)
鍵を出す手間がないだけで、買い物後や子供を抱っこしている時などが劇的に楽になりました!
住み心地は?
最後に、実際に建てたお家に住んでみての住み心地をお聞きしました!
家づくり当時は色んなおうちを見過ぎて、マイホームブルーになることもありました。
引き渡しからもうすぐ2年。 本当に家を建ててよかったと思えています。
心地が良すぎて休日でもお家にいる時間が増えました!笑
沢山考えることがあり、大変でしたが、自分で選んだものや考えたことが形になり、それを毎日目にしながら生活するのは幸せです。
とてもおしゃれで素敵なご自宅をご紹介いただきました!
ちゃまさんのInstagram、ぜひフォローしてのぞいてみてください!
おわりに
タマホームで建てられたお家をご紹介しました。
白をベースにすっきりシンプルな内装やインテリア。
コストを削減しながらも、憧れのホテルライクを実現。
それそれの照明も素敵なものが多く取り入れられていました。
皆さんもぜひ、参考にしてみてください。