『新・三種の神器』の1つといわれているのが食洗機。
食器洗いにかかる時間が大幅に短縮するだけでなく、手洗いに比べて節水になるためコストメリットが大きい、水を使う時間が減ることで手荒れしにくくなる、など「一度使い始めたら、もう手放せない!」と思う人も多いもの。
そんな中でも最近人気が高いのが海外製の食洗機!
国内メーカーの多くは引き出しのような形のスライドオープン食洗機ですが、海外製の食洗機は扉をガバッと開けられるフロントオープン式。
大容量で洗浄力が高い、フロントオープンで食器の出し入れが簡単だと評判!
ただし、本体が高価なこととヒーター乾燥機能がないことがデメリットと言われます。
こうした海外製食洗機のデメリットを考慮した結果、数は少ないものの国内メーカーのフロントオープン食洗機に行きつく人も一定数。とても人気があります。
今回は、唯一の国内メーカーの45㎝タイプ、リンナイフロントオープン食洗機を使っているユーザーさんにお話をお聞きしました!
海外製食洗機と国内メーカーの食洗機を迷っている人、引き出し式のスライドオープン食洗機とフロントオープン食洗機で迷っている人、リンナイフロントオープン食洗機の口コミや使用感が気になる人、皆さんに参考にしていただけるお話が聞けました。
ぜひ、最後までご覧ください。
基本情報
レビューしてくれたユーザーさんについて
キッチン名 | ステディア(クリナップ) |
使用期間 | 3か月 |
家族構成 | ご夫婦+子ども2人(5歳、3歳) |
使用頻度 | 平日:1回(夜または朝方) 休日:1〜2回 |
今回お話をお聞きしたのは、クリナップのキッチン『ステディア』にリンナイのフロントオープン食洗機を搭載し、使い始めて3か月が経過したユーザーさん。
4人家族で、平日は1日1回の運転頻度で食洗機を使っているそうです。
リンナイフロントオープン食洗機を選んだ決め手は?
元々賃貸でリンナイのスライドオープン食洗機(45㎝)深型?を使用していて、食洗機は時短になる!と感動。
実家にあるPanasonicの浅型と比べ、リンナイの方が汚れ残しが少ないこと、庫内の温度が高くて早く食器が乾いていると感じたことから、リンナイに惹かれました。
海外製のミーレも検討しましたが、大容量の60㎝幅ではその分キッチンの引き出し幅が狭くなってしまうこと、ヒーター乾燥機能がないことが不安な点でした。
ミーレでは食器を乾燥しやすくするためにリンス剤を投入するとのことでしたが、ズボラなので正直それも面倒に感じました。
元々賃貸ではフライパンは手洗いしていましたし、新居でもあくまでも食洗機は補助的なものと考えていました。
そのため、大容量のミーレではなくヒーター乾燥のある国産フロントオープンがわが家には適している思いました!
クリナップのステディアにリンナイフロントオープン食洗機を入れる際の注意点!
今回お話を聞いたユーザーさんのお宅ではキッチンはクリナップのステディア。
ステディアにリンナイのフロントオープン食洗機を入れる際は以下のような点に注意が必要だそうです。
- 食洗機の下は引き出しにならない
- 面材(パネル)はキッチンと統一出来るけれど、シルバーまたはブラックの枠が残る
食洗機の下は引き出しがなくなる分、引き出し代(8万円程)が減額に!
深型食洗機との差額は少なくリンナイフロントオープン食洗機を入れることが出来ました!
とのことでした。
それでは早速、実際の使い心地をお聞きしていきます!
使い方はどんな感じ?
容量:食器はどのくらい入る?
お茶碗、お皿、小さな小鉢やお皿、背の低いコップや、おたま等は、上カゴに。
下カゴには、カトラリー、お皿や、背の高いコップ、小鍋等を入れています。
ある日の4人家族の1日分の食器はこんな感じです!
結構入りますね!
まな板も入ってる✨
水筒、お弁当箱、空いていればタッパー類なんでも入れてます!
お鍋やフライパンなどの調理器具は入りますか?
水が出てくるノズル(クルクル回るバー)に当たらなければ何でも入ります!
その時にスペースがあれば、フライパン蓋(直径24㎝の丸蓋)などもOKです!
フライパンと包丁は食洗機に向いておらず傷むかも、と手洗いされているとのことでした。
高さのあるものを入れる際にノズルに当たらないかチェックしてる様子を見せていただきました!
ぜひ参考にしてみてください!
操作方法はどんな感じ?時間はどれくらいかかる?
粉や液体の洗剤は扉の内側に置きます。
扉を閉める時、ザザーと粉が中に流れます。
固形洗剤は、下段にポイっと放り込みます!
操作方法は
電源ボタンは外側
操作パネルは扉上部に
といった感じ。
一度扉を開け閉めしなきゃいけないんですね?
そうなんです。
最初、慣れないと操作は難しいかもしれないですが…
ほぼ設定は変えていないので、普段は電源→スタートで使ってます!
コース変更したい場合、扉が斜めに開くので立って操作しやすいと思います!
スタートボタンは丸い突起物がひとつついているので、今や指の感覚でスタートボタン押してます!
運転時間は標準で約3時間。
運転中の音の大きさは深型食洗機とほとんど変わらないと感じているとのことでした!
実際に使って感じるメリットは?
メリットだと感じるポイントはこちらだそうです!
- コツをつかむと結構量は入る
- 汚れ落ちがいい
- ゴミ受けが取りやすくサッと洗うだけでOK
①フロントオープン食洗機は、スライドオープン食洗機と比較すると食器は入れやすいものと思っていましたが、意外にも入れ方にはコツがいるんだそう。
下カゴは特に水の勢いがあり、軽い物(お弁当箱など)はひっくり返って水が溜まってしまうことも。
入れ方には工夫がいります!
とのことでした。
それでも結構量が入るのは、4人家族の1日分の食器が入るところからもよくわかります。
②汚れ落ちは気になるところでしたが
汚れは充分落ちてると思います!
余洗いをすることが推奨されていますが、忘れてしまっても汚れが落ちていない、という経験はまだしていません。
ご飯がカピカピになってしまったお茶碗を入れてしまったことがありますが、落ちていたと思います!
との力強いお言葉でした!
あくまでメーカーでは余洗い推奨ですが、たまに忘れてしまうくらいは大丈夫…かもしれません。
(自己責任ですが)
③お手入れについても気になるところ。
ゴミ受けが取り出しやすく、サッと洗うだけで良いというのは助かりますね!
不満に感じるところ、デメリットはありますか?
デメリットに感じるのはこちらだそうです!
- 上段、下段ともにもう少し高さが欲しい
- カゴ網が粗く、小物を落としてしまいそうになる
- スピードコースに乾燥機能がない
①上段は食器をひっかけて固定する所に慣れるまでは大変だったとか。
下段は高さを気にするあまり、水が出てくる回転バーが回るか毎回確認してしまう、なんてことも。
②カゴ網は小物を落とさないように、100均で小物入れを買って対策しているそうです!
③スピードコースには乾燥機能がなく、仕上がりはびちゃびちゃなんだとか…
スピードコースでも乾燥もしてほしい…(切実)
おわりに
人気のリンナイフロントオープン食洗機を使っているユーザーさんに、実際の使い方や使っていて感じるメリットデメリットなどをお聞きしました!
- 食器が意外と沢山入ること
- 汚れ落ちが良いこと
- お手入れが簡単なこと
- 高さはあまりないこと
- カゴ網の粗さには対策していること
- 運転音は深型食洗機と変わらないと感じていること
- 操作時は扉の開け閉めが必要だけれど、慣れてしまえば大丈夫だということ
- 運転音は深型食洗機と同程度に感じるということ
などがわかりました!
総じて満足度が高そうなリンナイフロントオープン食洗機。
なかなか使い比べるのが難しいものだけに、使っている人の意見は貴重ではないでしょうか。
ぜひ、食洗機選びの参考にしてみてください。